回収率を上げるために
T指数は穴馬の予想に長けた指数です。
T指数の特徴についてお読みでない場合は、まずはこちらのページをご確認ください。

指数上位の馬だけを闇雲に購入していても、回収率100%を超えることは恐らく難しいでしょう。
結論から言うと、手っ取り早く回収率を上げたいのであれば、人気の低い馬が指数上位になっているレースのみ購入しましょう。
例えば、指数1位の馬が1番人気で単勝オッズ3~4倍だったという場合、私はこのレースの購入を見送ります。
馬券が当たった時のリターンに対して、外れた時のリスクが大きすぎるからです。
このように払い戻しの期待値が低いレースは見送ることで、私は年間を通して回収率100%超えを実現しています。
それではT指数の優位性を実際のデータで見てみましょう。
まずは一般的な指数の実力についてご紹介します。
こちらは人気の競馬データベースソフト「TARGET frontier JV」に搭載されているマイニング指数を使い、指数1位の馬を全レース購入した場合と、指数1位で5番人気以降の馬を全レース購入した場合の単勝回収率です。
年度 | 単勝回収率 (全レース) | 単勝回収率 (5番人気以降) |
2021年 | 73% | 54% |
2020年 | 79% | 76% |
2019年 | 74% | 64% |
このように競馬の控除率の壁を超えられず、75%前後で収束してしまっているのが分かると思います。
5番人気以降の馬だけを購入した場合に至っては目も当てられない回収率になっています。
これはマイニング指数に限った話ではなく、私が今まで分析してきた指数は全て同じような結果に収束しています。
一方、同じ条件でT指数1位の馬を購入した場合の回収率はこちらです。
年度 | 単勝回収率 (全レース) | 単勝回収率 (5番人気以降) |
2021年 | 99% | 149% |
2020年 | 80% | 77% |
2019年 | 89% | 101% |
残念ながら2020年は成績が振るわなかったですが、基本的には回収率80%超えの安定した成績を残し、2021年に至ってはあと少しで100%を達成することができました。
さらに5番人気以降の馬だけを買った場合、2021年の回収率は驚異の149%でした。
また、今回は馬の人気だけに着目しましたが、さらにT指数の傾向を分析し、より期待値の高いレースだけを購入することができれば、回収率100%超えは難しいものではありません。
このように期待値の高いレースに絞って購入することが回収率100%超えの近道となるでしょう。
T指数を分析する
ではT指数の傾向をどのように分析するのか。
T指数は、競馬データベースソフト「TARGET frontier JV」に外部指数として取り込むためのファイルを提供しています。
残念ながら有料での提供とさせていただいておりますが、是非ともT指数の分析にお役立てください。
